親権について対立し、家庭裁判所の調査によって妻が親権を得て調停離婚した事例

子どもの心が泣いている
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依頼を受けてから離婚調停が成立するまで約13ヵ月(調停8回)

夫は,婚姻当初から妻の交友関係を制限したり,気に入らないことがあると,妻や子供に当たり散らしたり,物を投げつけたりしていました。また,夫の女性関係で口論となり,首を絞めたこともありました。妻は,子供を連れて,別居を開始しましたが,別居後,夫が,「親権とられたらあの野郎ぶっ殺す」と知り合いに言っていると聞き,怖くなり,離婚調停を申し立てました。

調停では,夫は「妻がうつ病であるから,子供を育てられない」,「親権は自分が取得する」と主張してきたため,親権について激しく対立しました。

そこで,家庭裁判所調査官により,子の状況の調査が行われましたが,妻の養育に不適切な点は見受けられないと判断されたため,夫の方も渋々,親権を譲る旨の意向を示して,最終的には次の条件で,調停離婚が成立しました。

親権妻(子供二人)
養育費 一人当たり3万円 22歳まで
面会交流月に1回1泊 /年に1回2泊
年金分割1/2

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