当事務所の事件で実際にあったモラハラ夫・モラハラ妻の発言例!

目次

相手の言葉にいつも傷つく・・・モラハラを受けていませんか?

自分は配偶者からモラハラを受けているかもしれない・・・でも他の夫婦も同じようなものかもしれないなと、自分が相手の言葉に傷ついているにも関わらず、モラハラと通常の言い争いとの違いに悩む方も多いと思います。

当事務所が取り扱ったDV・モラハラ事件で実際にあったモラハラ夫・妻の発言をまとめてみました。
自分もよく言われている・・・と心当たりのある方は、一度専門家にご相談されることをお勧めします。

当事務所で取り扱った事件で実際にあったモラハラ発言集

  • 「そんなことも出来ないなら母親になんてなれねーぞ」
  • 「役立たず」
  • (専業主婦であることに対して)「ふらふらしてるのはお前だけか」
  • 「(主婦であることに対して)偉そうに言ってんじゃねえよ」
  • 「俺がやっている間、休んだりすることは許されないからな」
  • 「こうなるように育てたお前が悪い、お前のせいだ」
  • 「お前は母親として最低のことをしようとしている」
  • 「お前ひとりで出ていけ」
  • 「離婚後実家に帰るなんて親に甘えているだけだ」
  • 「結局、お前の心の問題だろ」
  • 「俺の何が悪かったのかわからない」
  • 「人に甘えてばかりな母親に親権なんて渡せない」
  • 「そんなんじゃ社会に出たらやっていけないよ」
  • 「自分で金もつくらないようなやつ」
  • 「何の取り柄もないくせに」
  • 「だらしない」
  • 「お前はいらない」
  • 「出て行け」
  • 「お前のせいだ」
  • 「弱音ばかりいいやがって」
  • 「弱い人間だ」
  • 「人として間違っている,俺がただしたくなる」
  • 「お前みたいにレベルの低いやつに指図されたくない」
  • 「人として最低だ」
  • 「殺してやりたい。絶対に殺す」
  • 「必ず復讐する」
  • 「(依頼者は)バカだ!お前が一番悪い」

モラハラと夫婦げんかの違い

結婚生活を長く送っていると、喧嘩してしまったり、時には相手に不機嫌や不満をぶつけてしまい、相手を傷つけてしまうこともあると思います。では、モラハラと夫婦げんかの違いは何でしょうか?

反省がない

モラハラ的な言動をしてしまうことは誰にでもあります。しかし、モラハラでない人は「あんなことしなければよかった」と反省します。しかし、モラハラ加害者は自分を省みることは決してしません。責任を感じて自分を見つめ直すことに耐えられない加害者は、何か問題が起こったときに必ず他の人間に責任を押しつけます。

支配関係がある

モラハラ加害者の言動の根底には、「被害者を支配しコントロールする」という確固たる意思があります。ことあるごとに「お前はバカだ」「お前はつまらない人間だ」「お前は生きている価値がない」というメッセージを被害者へ投げつけ、被害者の自尊心を奪います。そうして精神が弱められ、抵抗力を失った被害者は、加害者の支配を受け入れるようになります。夫婦げんかの場合、たとえ言い争いになっても、お互いが対等の立場であり、相手に対して恐怖を感じることはありません。

一方通行の攻撃である

モラハラは単なるいじめです。モラハラ加害者は被害者を傷つけることをなんとも思っていませんし、自分は正しいことをしていると思っています。夫婦げんかの場合、ヒートアップしてしまってもお互いの地雷を踏まないようどこかで手加減をしますし、喧嘩を終わらせるタイミングや妥協点を探り合います。お互いの不満のすり合わせるための喧嘩であり、相手の人格をたたきのめすことが目的ではありません
しかし、モラハラ加害者は被害者とのトラブルを意図的に作り出します。そして相手には、なぜ怒っているのかの理由を伝えず、被害者を不安に陥れます。「いつ、何をされるかわからない」という恐怖を与えることで、被害者を支配してきます。

原因に一貫性がなく、いつ怒り出すのか分からない

夫婦げんかの場合、お互いのされたら嫌なこと(例えば「脱いだ服をそのままにしておく」とか、「お金を使いすぎる」)をしてしまった場合が原因になることが多く、それをすり合わせることによって、「これをされたら相手が嫌がるんだな」と行動を気をつけることができます。
しかし、モラハラ加害者の場合は、「俺・私が気に入らない」という気分によって相手を攻撃するので、被害者にとっては何が原因で加害者が怒り出すのかわかりません。そのため、いつも被害者はビクビクしてしまうのです。

まとめ

自分がモラハラを受けていても、「夫婦げんかくらい他の家庭でもある」と、自分の気持ちに蓋をして我慢し続けてしまう方も多いです。相手と口論になり、言いくるめられたときに、「相手は私が悪いと言っているけれど、相手の言い分がどうしてもどこかおかしい気がする。」と違和感を覚えたら、その違和感を放置せず、第三者や専門家に相談してみることをお勧めします。感じる「違和感」は、あなたの本能が直感的に出している救難信号です。

リベ子

モラハラ加害者は弁が立ちますので、とても論理的な話し方をします。理詰めで言いくるめられてしまうことがあり、一見筋が通っているように感じてしまうことがあります
そんな時は、モラハラ加害者の「行動」にだけ注目してみてください。その行動は、実はとても幼稚で自分勝手ではありませんか?

モラハラ加害者の洗脳が進むと、その違和感すら感じることが出来なくなってしまいます。それは長年のモラハラによって精神が壊されてしまうからです。そうなる前に、ぜひ一度専門家へご相談されることをおすすめします。

監修者情報

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけている。

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけている。

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