妻の共有財産の使い込みが原因での離婚を成立させた事例

目次

依頼を受けてから協議離婚が成立するまで・・・約6ヶ月

  • 夫  会社員
  • 妻  専業主婦
  • 子  なし

ご相談までの経緯

結婚して10年になりますが,婚姻期間を通じて,妻が夫の預貯金を管理していたため,夫には自分の資産の状況がどうなっているのか判らないままでした。
ところが,ある時,自分の収入及び夫婦の生活状況からしてあまりに貯蓄が少ないことに気づき,妻に対して,不信感を抱くようになり,次第に夫婦関係が悪化し,当事務所に相談に来られる半年くらい前から別居生活を送っていました。

リベロのサポート

当事務所に相談に来られてから,各銀行の取引履歴等を取り寄せ確認したところ,生活費以外に,約3,000万円以上の使途不明金が引き出されていることが判明し,そのため夫は離婚の意思を固めました。
当初は,夫が自分で離婚の話し合いをしていましたが,妻の父親が執拗に介入するなどしてきたため,話し合いがこじれてしまっていました。そのため当職が代理人として依頼を受け,もう一度,話し合いをやり直すことになりました。話し合いの間,妻の父親が何度か介入してきて,話し合いが難しくなりかけましたが,最終的には,妻が引き出した多額の使途不明金等については不問に付すこととし,そのかわり,妻から夫に400万円を財産分与するとともに,妻は,将来夫が取得する年金(合意分割を含み,3号分割請求は含まない)に関して,一切の権利を主張しないという条件で,離婚を成立させることが出来ました。

財産分与妻→夫 400万円
年金分割妻は,年金分割の放棄(3号分割請求は除く)

監修者情報

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけている。

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけている。

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