暴力や不貞の慰謝料を請求できた事例

目次

妻の代理・・・依頼を受けてから裁判離婚が成立するまで約13ヶ月

妻 公務員
夫 定年退職
子 2人(14歳・8歳)

本件では暴力や不貞について,的確な証拠はありませんでしたが,裁判所は別居に至る各事情や女性とのメールのやりとり等から次の判決文の通り,夫の言動が原因で夫婦関係が破綻したとして夫に対し慰謝料の支払いを命じました。

判決文

「被告(夫)による原告(妻)および子らへの暴言や暴行の存在については,必ずしも的確な資料は見当たらないものの・・各写真や子どもの手記等に照らすと,○○年○月○日当時の被告の言動に原告が強い恐怖心を感じ,以降別居するようになったことについてはこれを首肯することができる。・・・本件に現れた事情から,被告の具体的な不貞行為までをも認めることは困難であるものの,メールの内容等から認められる被告の行動は,少なくとも婚姻中の夫婦間における性的誠実義務に反するものであったと認めることが出来,こうした被告の行状が原告をして離婚を決意させるに至った要員となったことは否めないというべきである。」

親権
養育費1人につき月1万円
慰謝料夫→妻へ150万円
年金分割1/2

監修者情報

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけている。

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけている。

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