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暴力や不貞の慰謝料を請求できた事例

目次
妻の代理・・・依頼を受けてから裁判離婚が成立するまで約13ヶ月
妻 公務員
夫 定年退職
子 2人(14歳・8歳)
本件では暴力や不貞について,的確な証拠はありませんでしたが,裁判所は別居に至る各事情や女性とのメールのやりとり等から次の判決文の通り,夫の言動が原因で夫婦関係が破綻したとして夫に対し慰謝料の支払いを命じました。
判決文
「被告(夫)による原告(妻)および子らへの暴言や暴行の存在については,必ずしも的確な資料は見当たらないものの・・各写真や子どもの手記等に照らすと,○○年○月○日当時の被告の言動に原告が強い恐怖心を感じ,以降別居するようになったことについてはこれを首肯することができる。・・・本件に現れた事情から,被告の具体的な不貞行為までをも認めることは困難であるものの,メールの内容等から認められる被告の行動は,少なくとも婚姻中の夫婦間における性的誠実義務に反するものであったと認めることが出来,こうした被告の行状が原告をして離婚を決意させるに至った要員となったことは否めないというべきである。」
親権 | 妻 |
養育費 | 1人につき月1万円 |
慰謝料 | 夫→妻へ150万円 |
年金分割 | 1/2 |