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離婚したいけど相手に言えないときはどうする?怖さ・不安を乗り越える方法

監修者:弁護士 渡辺秀行 法律事務所リベロ(東京都足立区)所長弁護士

監修者:弁護士 渡辺秀行

 法律事務所リベロ(東京都足立区)
 所長弁護士

離婚を考えているけれど、相手に言い出せない。
言った瞬間に怒鳴られそう、泣かれそう、無視されそう…そんな不安を抱えたまま、時間だけが過ぎていませんか?

このコラムでは「離婚したいけど怖くて言えない」と悩む方のために、
離婚を切り出せない理由と、相手に伝えるための方法を具体的に解説します。
モラハラ気質の相手に注意が必要なケースについても触れていますので、あなたの状況に当てはめながら読んでみてください。

目次

離婚を言えない理由とその背景

離婚を考えていても、そのことを相手に伝えるのがとても怖いと感じることがあるかもしれません。
言い出せない理由には、いくつかの心理的な背景があります。それを理解することで、次に進むためのヒントが見つかるかもしれません。

相手を傷つけたくない

離婚を切り出すことが怖いのは、相手を傷つけたくないからこそということがあります。長い時間一緒に過ごしてきたパートナーだからこそ、「言うことで相手がどんな反応をするだろうか」「この先、どうなってしまうのだろうか」と考えてしまいます。

この感情は、相手への思いやりから来ているものです。しかし、もし自分が感じている辛さを抑え込んだままでいると、精神的に追い詰められる結果になってしまうこともあります。自分の気持ちを大切にすることも、関係を見直すために必要なステップです。

生活が不安定になるかもしれないという恐怖

離婚を切り出すことで、今の生活が大きく変わる可能性があるという不安もあります。特に、子どもがいる場合や経済的に依存している状況では、この変化への恐怖が大きくなることがあるでしょう。

今の生活を守るために我慢していると、心の中に溜まるストレスが増えていきます。今後の不安に対してどのように対処するかを考えることが、次の一歩を踏み出すための鍵になります。

相手がどう反応するかがわからない

相手の反応が予測できないことも、言い出せない理由のひとつです。感情的に不安定な相手であれば、離婚を告げることでどんな反応が返ってくるのか、恐れる気持ちが強くなるでしょう。

ただ、どんな反応があったとしても、自分の気持ちを伝えることが大切です。その後の対応や対話によって、状況がどう変わるかはわかりませんが、少なくとも自分が感じていることを言葉にすることで、未来に向けて進むことができます。

他人の目を気にしている

社会的な評価や周囲の目を気にすることも、言い出せない理由のひとつです。特に長い間一緒にいるパートナーとの離婚を考えると、周りからの期待や反応が気になり、勇気を出せなくなることがあります。

ですが、他人の意見よりも自分の気持ちを優先することが、長期的に見て幸せな選択へとつながります。周りの期待に応え続けることが必ずしも自分にとって良い結果を生むとは限りません。自分の人生を最優先に考え、選択することが大切です。

離婚を切り出せないときに試すべきアプローチ

まずは冷静に自分の気持ちを整理する

まずは冷静に自分の気持ちを整理することが大切です。
離婚を決断する前に、本当にそれが最適な解決策か、他の方法はないかを自問自答しましょう。
その上で、専門家に相談することで、より客観的な意見が得られます。

話を切り出すタイミングと方法を工夫する

離婚を切り出すタイミングや方法は、慎重に選ぶべきです。
相手がリラックスしているタイミングを選び、感情的にならないように心掛けましょう。
冷静に、論理的に伝えることで、相手に衝撃を与えず、話を進めることができます。

LINEや手紙での伝え方を活用する

直接言うのが怖い場合や、一度にすべてを伝えるのが難しい場合は、LINEや手紙を活用するのも一つの方法です。
例えば、LINEであれば自分のペースで文章を組み立てることができ、相手も感情的な反応を抑えやすくなります。
手紙は、言いたいことを整理してしっかりと伝えられるため、冷静に話すことができる場合に有効です。

モラハラ相手の場合の注意点

モラハラの特徴と離婚を切り出すリスク

モラハラ(モラルハラスメント)をする相手に対しては、離婚を切り出すことが特に難しくなります。
自己中心的で、相手の感情や立場を尊重しない傾向が強いため、反応が予測できません。
言葉や態度で暴力的な対応を取られるリスクもあるため、慎重に行動する必要があります。

モラハラ夫との離婚を考える場合の具体的な対策

モラハラ気質の相手との離婚を考える場合、まずは信頼できる第三者に相談し、計画的に行動を起こすことが重要です。
また、後々の法的手続きに備えて、証拠を集めることも忘れずに行いましょう。
モラハラは精神的な虐待であるため、証拠が重要になります。

離婚を切り出す勇気が出ない場合の最終手段

どうしても言い出せない場合の最終手段として、まずは別居を考えることも一つの方法です。
一時的に距離を置くことで、冷静に自分の気持ちを整理し、どのように進むべきか考える時間が得られます。

それでも解決が難しい場合、弁護士を通じて法的手続きを進めることが選択肢として浮上します。
弁護士に相談することで、法的な視点からアドバイスを受けることができ、あなたの権利を守るための具体的な手順を知ることができます。専門家のサポートを受けることで、感情的な負担を軽減し、冷静に進められる可能性が高くなります。

まとめ

離婚を言い出せない理由はさまざまですが、あなたが感じる不安や恐怖は決して無視できるものではありません。しかし、自分の気持ちを無理に抑え込んだままでいると、今後ますます辛くなってしまうこともあります。

もし、離婚を言い出せない状況が続いているなら、まずは自分の気持ちを整理する時間を持つことが大切です。
別居を考え、一時的に距離を置くことで冷静に考えることができ、次に進むための決断を下しやすくなります。また、どうしても進めない場合には、弁護士に相談することで、法的なアドバイスを得ながら適切な対応をすることが可能です。

最終的には、あなたが幸せになれるように、自分の気持ちに正直に、そして前向きに行動することが重要です。怖くても、一歩踏み出すことが未来を切り開く鍵になります。

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所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。

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