親権者を母親から父親へ変更した事例
目次
夫の代理・・・依頼を受けてから親権者変更の審判が出るまで約10ヶ月(期日1回)
妻 会社員
夫 会社員
子 2人(8歳・5歳)
妻は,夫に無断で,子供達の親権者をいずれも自分とする協議離婚届を作成し,役所に提出してしまい,それが役所に受理されてしまいました。
その後,当職が夫の代理人となり,妻と話し合いを行いました。
夫としては,離婚には同意するつもりでいるが,妻に浪費癖があるため,親権者を夫に変更し,妻は監護者となることを提案したところ,妻の方も,それに同意する意向を示して来ました。
ところが,その数日後,妻が自分の実家に子供を置き去りにしたまま,行方不明になってしまったのです。妻は,ある刑事事件への関与が疑われていたため,警察から身を隠すために,行方をくらましてしまったのです。
親権者変更の審判を申し立て後,妻は,刑事事件で逮捕,勾留されるなどしたため,審判にも出席しませんでした。 裁判所は,妻が行方不明になった後の夫の監護状況に何らの問題がないこと等を理由に,子供達の親権者を妻から夫に変更しました。
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監修者情報
弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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