別居した夫が婚姻費用を減らすために意図的に給与を減額した事例
目次
妻の代理・・・依頼を受けてから審判が出るまで約6ヵ月(調停含め期日4回)
夫は,父親が経営する会社に勤務していていましたが,妻が婚姻費用を請求してきた直後から,給与の額を減額されました。
夫は,夫婦関係の悪化が会社に悪影響を与えた制裁として,給与の額を下げられたと主張していましたが,裁判所は,減額の正当理由にはならず,むしろ,婚姻費用の額を減らすために意図的に給与の額を減額したと認定しました。
妻の主張が,全面的に認められ,減額前の夫の給与額をもとに,婚姻費用の額が決められました。
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監修者情報
弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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