離婚条件がなかなか折り合わなかったが時間をかけて和解離婚を成立させた事例
目次
依頼を受けてから和解離婚が成立するまで約15ヵ月(期日12回)
夫は,口論の際,激怒し,妻に,手拳等で顔面や身体に殴る蹴るなどの暴行を加え,全治3週間の傷害を負わるなどしたため,妻は,子供を連れて逃げだし,夫と別居生活を送っていました。
離婚裁判では,双方離婚については,合意しているものの,慰謝料の金額や面会交流の方法等で折り合いがつかず,12回も期日が開かれることになりました。
DV事案ということもあり,裁判官にも,面会交流について,種々の配慮をしてもらい,最終的には,次の条件で和解離婚が成立しました。
なお,養育費の額に関しても,双方の収入から算定される標準的な金額に1万円上乗せした金額で合意することが出来ました。
親権 | 妻 |
養育費 | 15歳まで月5万 15歳から大学卒業まで月6万 |
解決金 | 夫→妻 300万円 |
面会交流 | 第三者機関を利用(回数,方法等についても,細かく取り決め) |
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監修者情報
弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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