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「夫(妻)は社会的に成功してるし、私がおかしいの?」モラハラ加害者の意外な正体

監修者:弁護士 渡辺秀行 法律事務所リベロ(東京都足立区)所長弁護士

監修者:弁護士 渡辺秀行

 法律事務所リベロ(東京都足立区)
 所長弁護士

「夫は外では完璧。でも家では私を傷つけてくる」──そんな違和感を抱えていませんか?

モラハラ(モラルハラスメント)は、外面が良い人ほど、見抜かれにくく、周囲に理解されにくいという特徴があります。
パートナー(夫または妻)が社会的に成功していればしているほど、「私が神経質なだけなのかも…」「こんなことで悩んでいるなんて、誰にも言えない」と感じてしまうかもしれません。

ですが、社会的成功=家庭内でも健全な人とは限りません

この記事では、そんな「外では“立派な人”」なのに、家庭内ではモラハラを行う加害者の意外な正体と、その背景にある心理について解説します。
あなたの違和感は、決して気のせいではありません。

目次

夫は社会的に”立派な人”。でも家では違う顔を見せていませんか?

  • 仕事もできて、周囲からの信頼も厚い
  • 話し方もスマートで、いつも冷静
  • 子どもの学校でも評判が良く、「理想的なパパ(ママ)」と言われている

そんなパートナーに対して、「家でのあの態度、本当にモラハラなのかな?」「私が神経質なだけ?」と、自分の感じていることを否定していませんか?
でも、外での顔と、家庭内での顔が「まるで別人」というのは、モラハラ加害者に多く見られる特徴です。

「お前がおかしい」は、加害者が自分を守るための常套句

言葉であなたの感覚をねじまげてくる

パートナーにこんなことを言われたことはありませんか?

  • 「お前の捉え方が歪んでる」
  • 「俺(私)のことを疑うお前の方が病んでる」
  • 「誰に相談しても、お前が悪いって言われるよ」

これらの言葉は、あなたを混乱させ、「やっぱり自分が悪いのかもしれない」と思わせるための“心理操作”です。

自己正当化の背後にある心理

モラハラ加害者は、心の奥に「自分が否定されることへの強い恐れ」を抱えています。
そのため、自分の非を認めるよりも、相手を責めることで“自分を正当化”する方を選びます。これは、加害者にとって自分の心を守るための防衛反応でもあるのです。

モラハラ加害者が社会で成功する理由

完璧主義と承認欲求が強い人が多い

モラハラ加害者には、幼少期に親から厳しく育てられたり、「いい子」であることを強く求められた人が多く見られます。

  • 常に成果を出すことで愛されてきた
  • 弱さや感情を否定されてきた
  • 親からの承認を得られなかった経験

こうした背景を持つ人は、大人になってからも「完璧であること」「評価されること」に過剰な執着を持ちます。その結果、社会では非常に努力家で、成功しやすい傾向があります。

外の顔にエネルギーを使い、家では素の感情をぶつける

外では理性的で穏やかな顔を保ちつつ、家庭内ではストレスや怒り、不満をぶつける。「家庭は安全地帯だから、自分をさらけ出していい」という感覚があり、その“素の姿”がモラハラとして現れます。

社会的成功=人格者とは限らない

周囲の評価が高いほど、被害を訴えにくくなる

「周りはみんなパートナーのことを褒めている」「私が被害を訴えても信じてもらえないかも」――そう思って、誰にも相談できずに我慢を続けている方は多いです。

でも、社会的に成功している=家庭でも誠実な人、とは限りません。

家庭内でだけ態度が変わる人、自分の弱さを他人にぶつけてしまう人は、たとえ仕事で成功していても“健全な人間関係”を築けているとは言えないのです。

社会的地位の高さが、被害者を追い詰める

  • パートナーの方が収入も高く、経済的に依存している
  • 離婚したら生活が成り立たないかもしれない
  • 子どもの進学や生活に影響が出るかもしれない

そうした不安が、さらに「我慢しよう」「私が間違っているのかも」という思考を強化してしまいます。

違和感は、あなたの“直感”です

モラハラは、目に見える暴力だけではない

怒鳴る、物を壊す、暴力をふるう──そうした行動だけがDVやモラハラではありません。

  • 冷たい態度で無視を続ける
  • 会話の中であなたの意見をねじ伏せる
  • 何気ない一言で罪悪感を抱かせる

こうした“言葉にならない暴力”も、確実にあなたを傷つけています。

感じている苦しさは、事実です

「でも証拠がない」「私の感じ方の問題かも」と思っているかもしれません。でも、あなたが毎日感じている違和感や、心の疲れは、事実です。それは、無視していいものではありません。

あなたには、我慢しない人生を選ぶ権利があります

まずは味方を見つけることから始めてください

  • 信頼できる第三者に話す(カウンセラーや弁護士など)
  • 同じような経験を持つ人の声を聞く
  • 相談先や支援窓口を調べておく

小さな一歩でも、自分を守る行動をとることで「私は間違ってなかった」と思えるようになります。

本当のあなたらしさを、取り戻してほしい

モラハラの影響で、自分の気持ちがわからなくなったり、自信を失ったりしていませんか?
でも、あなたには「心から安心できる生活」を手に入れる権利があります。
その一歩を踏み出すために、私たちはいつでもあなたの味方です。

DV・モラハラの相談・避難先一覧

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相談機関特徴
DV相談+(プラス)電話・メールは24時間365日対応。チャットは12:00~22:00。
外国語相談にも対応(チャット)。
DV相談ナビ#8008(はれれば)にかけると、発信地等の情報から最寄りの相談機関の窓口に電話が自動転送され、直接相談できる。

法律事務所リベロの
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  • 当事務所はお受けする離婚事件の7、8割がDVモラハラ事件です。豊富なノウハウと実績があります。
  • 離婚事件に携わり17年の所長弁護士が、ご相談からアフターフォローまで責任を持って対応いたします。
  • 遠方の方・お子様がいて来所が難しい方はお電話でのご相談も対応いたします。
    ※ご予約の上、有料相談になります。また、ご相談内容によってはご来所をお願いする場合がございます。くわしくはこちら

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法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。

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