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同性のパートナーからDVを受けていたが、合意書を交わし交際関係を解消できた事例
目次
DV被害の男性の代理・・・依頼を受けてから約1か月
- 被害男性 専門職
- 加害男性 無職
同性のパートナーからの暴力等に悩まれて相談に来られました。
交際期間中,被害男性は,加害男性のためにマンションを借り,生活費など経済面すべてをサポートしてきましたが,加害男性は,自分の感情をコントロールできないことがあり,些細なことでキレて,被害男性に暴力を振るっていました。
加害男性は落ち着くと謝罪するのですが,時間が経過すると暴力を繰り返していました。
暴力はエスカレートする一方で,最近では,被害男性の家族や職場にも乱暴な電話を架けるなどしてきたため,加害男性と離れることを決意しました。
これまでの加害男性の言動から,二人での話し合いは非常に困難であったため,当職が被害男性の代理人となって,加害男性と話し合いを行いました。
暴力等があったものの,長い間交際された間柄でしたので,お互いいい形で新しい生活が送れるよう,加害男性には,被害男性等への連絡,暴力を一切止めることを誓約してもらうとともに,被害男性には,加害男性がマンションを出て行ってもらうまで数ヶ月の猶予を与え,その間,経済的援助を継続するということを約束をしてもらうという内容の合意書をお互い交わし,無事,円満に交際関係を解消することが出来ました。