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夫が何でも私のせいにする心理と今日からできる具体的対処法

監修者:弁護士 渡辺秀行 法律事務所リベロ(東京都足立区)所長弁護士

監修者:弁護士 渡辺秀行

 法律事務所リベロ(東京都足立区)
 所長弁護士

DVやモラハラの加害者には、「絶対に自分の非を認めない」という特徴があります。ネットでは「謝ったら死ぬ病」と揶揄されることもあるほどです。
たとえ一瞬「私も悪かった」と思わせるような言葉を口にしても、すぐに「でも、元はそっちに原因があった」と言い換えてしまうことが多く、被害者は混乱しやすくなります。

この記事では、夫が何でもあなたのせいにしてしまう心理の背景と、日常で心を守る具体的な対処法をわかりやすく解説します。

目次

夫が何でも私のせいにする心理とは

夫が何でもあなたのせいにしてしまうとき、そこにはいくつかの心理パターンが隠れています。

責任回避の心理

自分の失敗や感情を認めたくないため、他人を責めることで責任を避けようとします。
たとえば、仕事でミスをしたり子どものことで問題が起きたりしたときに、すぐに「あなたのせいだ」と言うのは、無意識に自分を守る防衛行動です。

支配やコントロールの手段

責任転嫁は、相手をコントロールする手段としても用いられます。
「謝ればすぐに済む」といった被害者側の心理を利用して、家庭内で優位性を保とうとするのです。

自己肯定感の低さ

自己肯定感が低い人は、自分の非を認めるより他人を責めることで自分の価値を守ろうとします。
この行動は無意識に習慣化していることも多く、繰り返されることで被害者の心に負担を与えます。

なぜ人のせいにするようになったのか

夫が何でも人のせいにしてしまう背景には、幼少期から形成された心理的な習慣が影響していることがあります。
心理学的に考えると、いくつかの理由が挙げられます。

幼少期の過剰な叱責や不適切な養育

幼少期に親から過剰に叱られたり、失敗を厳しく責められた経験があると、心は自分を守るために防衛機能を強めます。
このため、失敗や問題を素直に認めることが難しくなり、無意識に他人のせいにする行動が習慣化することがあります。

逆に、甘やかしや過保護などで失敗経験を適切に学べなかった場合も、「自分の非を認めることは怖い」「謝っても意味がない」と感じやすくなることがあります。

高すぎるプライドや低すぎる自己肯定感

自分の弱みや失敗を認めることが難しく、「こんな失敗をする自分は恥ずかしい」と感じる場合があります。
理想の自分と現実の自分にズレがあると、「できる人と思われたいのに失敗するなんて恥ずかしい」と考え、理想の自分を守ろうとします。その結果、責任を他人に転嫁して自分の価値を守る行動につながります。

優位性を保ちたい心理

相手より自分が優位に立ちたいという思いも、非を認められない理由の一つです。
自分の弱みや失敗を認めることは、相手に立場の弱さを示すことになり、心理的に受け入れがたいと感じます。
そのため、無意識に「自分は悪くない」と主張し続けるのです。

責任転嫁の例

  • 夫が寝坊したら「お前が起こさなかったからだ!」と責められる。
  • 役所でやらなければならない手続きについて何度も相談しても「忙しいから後で」と言い、期限が迫ると「なんでもっと早くやらなかったんだ!」と責められる。
  • 夫が洗濯をして洗剤と柔軟剤を間違えた場合、「お前がこんなわかりにくいパッケージを買ってくるからだ!」と責められる。
  • 料理中に子どもを見てほしいと頼んだが、夫はスマホばかり見ていて子どもが頭を打ってしまい、「そもそも料理なんて作っておけよ!お前が見とけばこんなことにならなかったんだろう!人に頼むなよ!」と責められる。

人のせいにする夫への対応

やってはいけないこと

  • 感情的に責めること
  • 相手に非があることを説得しようとすること
  • 自分を責めて謝ること
  • 長時間議論に付き合うこと
  • 相手の言葉に振り回されること

こうした行動は逆効果です。被害者意識が強いため、少しでも責められていると感じると防衛本能が働き、逆ギレや攻撃につながることがあります。そのため、感情的に対抗したり、説得しようとしたりすることは避けましょう。

効果的な対応

ポイントは、相手を変えようとせず、自分の心と行動を守ることです。具体的には以下のような方法があります。

  • 感情的に言い返さず、短く切り上げる
    「今は話せないので、落ち着いたらまた話しましょう」と伝えましょう。
  • 論理的に反論せず、受け流す
    「そうですね」と相槌だけで受け流すことで、不要な議論を避けられます。
  • 自分の行動や予定を淡々と示す
    「指摘は理解しました。私はこう対応します」と事実だけを伝えます。
  • 物理的に距離をとる
    立ち上がって別の部屋に移動するなど、「ちょっと休憩します」と自分を守る行動を取りましょう。
  • 話題を変える
    「話はわかりました。子どもの準備を先に済ませます」と、重要なことに意識を向けることも有効です。

これらの対応を意識することで、責任転嫁に巻き込まれるのを避け、心理的な負担を軽減できます。日常の小さな対応の積み重ねが、自分を守る力につながります。

専門家に相談するタイミングとポイント

心の負担が大きくなる前に、早めの相談が有効です。

  • 感情的な負担や心理的圧迫が強いとき
  • 家庭内での支配的な行動や責任転嫁が常態化しているとき

離婚を視野に入れる場合の準備

離婚を検討する場合、次の3つを意識しておくと準備がスムーズです。

  1. 記録を残す
    • 家庭内での言動や責任転嫁の状況を日記やメモに整理
    • 客観的に状況を確認でき、相談や手続き時に役立つ
  2. 信頼できる人に相談する
    • 感情を整理し、客観的な意見をもらう
    • 自分の考えや希望を明確にできる
  3. 専門家に相談する
    • 弁護士に現状を伝え、権利や選択肢を確認
    • 心理的な負担を減らし、安全を確保しながら次のステップを計画

まとめ

夫が何でも私のせいにする行動には、防衛的な心理や高すぎるプライド、低い自己肯定感などの心理的背景や、相手の支配欲求が影響しています。これにより、家庭内では無意識に従ってしまう構造が生まれ、被害者であるあなたに心の負担がかかります。
大切なのは、自分の気持ちや違和感を認め、客観的に状況を見ることです。
喧嘩の記録をつけたり、一呼吸置くなどの工夫で心を守り、信頼できる人や専門家に相談することで安心感を得ながら次の行動を整理できます。
「自分の問題か、相手の問題か」という視点を持つことが、自己肯定感を回復する第一歩です。

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所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約18年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。
離婚相談件数750件超。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約18年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。離婚相談件数750件超極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。

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