営業時間:平日9時〜18時
POINT
離婚手続きの種類とポイント
離婚は夫婦関係が悪化した者同士で行う手続きですから、感情的な対立が激しく、そのストレスは大変なものです。
話をじっくり聞かせて頂いた上で、あなたにとってどのような形で手続きを進めるのが適切なのかをご提案いたします。
あなたの大切な権利が最大限守られるよう、最後まであなたの味方となってサポートします。
離婚は夫婦関係が悪化した者同士で行う手続きですから、感情的な対立が激しく、そのストレスは大変なものです。
話をじっくり聞かせて頂いた上で、あなたにとってどのような形で手続きを進めるのが適切なのかをご提案いたします。
あなたの大切な権利が最大限守られるよう、最後まであなたの味方となってサポートします。
FLOW
離婚手続きの流れ
協議離婚
QUESTION
協議離婚って?
協議離婚は夫婦で話し合って、離婚届を役所に提出すれば成立します。離婚する夫婦の9割が協議離婚です。
協議離婚は夫婦で話し合って、離婚届を役所に提出すれば成立します。離婚する夫婦の9割が協議離婚です。
CASE
協議離婚になるケース
- お互いが離婚することに同意している
- 親権をどちらにするかに合意がとれている
TROUBLE
協議離婚でよくあるトラブル
- 養育費や財産分与をはっきり決めずに、とりあえず離婚してしまい、後々「言った・言わない」のトラブルになる。
- 離婚後相手と音信不通になり、養育費を払ってもらえない。
POINT
離婚協議書を公正証書にする
当事者同士で作成した離婚協議書は、約束事があることは証明できても、約束を守ることを強制できません。
しかし、離婚協議書を公正証書という公文書(国や地方共同体など行政機関が作成した文書)にすると、法的効力が生まれ、強制執行(相手の財産や給与を差し押さえて支払わせること)ができます。
COMMENT
弁護士からの一言
当事務所でも、養育費を支払わない相手に対し情報取得手続きをとり、相手の職場を探します。前述の手続から職場が判明した場合、給与の差押えを裁判所に申し立てるという事例を多く経験しています。
WORKS
離婚協議の解決事例
妻の代理・・・依頼を受けてから協議離婚が成立するまで約4ヶ月
妻 専業主婦
夫 会社員
子 2人(共に成人)
結婚して約26年になりますが、4年ほど前から約2年間、家庭内別居の状態が続き、その後の2年間は、完全な別居生活を送っていました。お互い離婚することには合意していますが、夫婦共有財産であるマンション(ほとんど夫の持分)や夫が将来受け取る退職金の取り扱い、年金分割の割合等について、意見が相違し交渉が難航しました。
しかし、最終的には、以下の内容の公正証書を作成し、協議離婚をしました。
・財産分与 夫→妻 マンションの夫持分全て
・解決金 夫→妻 1000万円(退職金、年金分割など全てを解決するという名目)
調停離婚
QUESTION
調停離婚って?
調停離婚とは、夫婦の話し合いがつかない場合に、家庭裁判所で調停によって離婚する方法です。
調停離婚とは、夫婦の話し合いがつかない場合に、家庭裁判所で調停によって離婚する方法です。
CASE
調停離婚になるケース
- 夫婦のどちらかが離婚に反対している場合
- 離婚自体には合意しているが、慰謝料や財産分与、子供の親権などの話し合いがつかない場合
TROUBLE
調停離婚でよくあるトラブル
- 調停委員の言われるがまま相手の条件を飲んでしまい、不利な条件で離婚が成立してしまった。
- DV・モラハラが調停委員に理解してもらえず、心ない言葉に傷ついた。
- 弁護士を立てずに自分で調停を申し立てたが、分からないままなんとなく進んでしまい、気がついたら自分が不利になっていた。
POINT
専門知識が必要になる場面があるため、弁護士に依頼する
離婚調停に慣れている、という人は稀ですので、戸惑われることも多いと思います。
離婚調停が思うように進まない、調停委員が話をよく聞いてくれない、自分に不利になっているのではないか、と思われるようなことがあれば、弁護士に相談した方が良いと思います。
また、相手方に弁護士がついているような場合は、こちらも弁護士をつけた方が良いでしょう。
COMMENT
弁護士からの一言
当事務所では、調停離婚の場合に、代理人として調停に同行することや、書面の作成等のサポートを行っております。一人で調停を申し立てることに不安がある方は、ご相談ください。
WORKS
調停離婚の解決事例
妻の代理・・・依頼を受けてから調停離婚が成立するまで約6ヶ月(調停6回)
妻 パート
夫 自営業
子 2人(共に成人)
約4年前から家庭内別居の状態(妻が一階で生活、夫が二階で生活)になり、その頃より夫から様々な嫌がらせを受けるようになりました。
離婚調停では、夫名義の複数の不動産をどう分けるかが問題となりました。
夫は、従前、妻が夫の給料を管理していた時の使途不明金が高額にのぼることを理由に、頑なに財産分与することを拒否していました。
しかし、最終的には、裁判所の強い説得もあって、以下の財産を妻が受け取るという内容の調停離婚が成立しました。
・財産分与 夫→妻 夫名義の不動産のうち約1200万相当分
裁判離婚
QUESTION
裁判離婚って?
裁判離婚とは、調停でもまとまらない場合、裁判を起こして、離婚する方法です。
日本では調停前置主義と言って、調停なしに、いきなり裁判を起こすことはできません。
裁判離婚とは、調停でもまとまらない場合、裁判を起こして、離婚する方法です。
日本では調停前置主義と言って、調停なしに、いきなり裁判を起こすことはできません。
CASE
裁判離婚になるケース
- 離婚について調停でも同意が得られ無かった場合
- 離婚について同意はあるものの、相手と条件面がどうしても合わなかった場合
TROUBLE
裁判離婚でよくあるトラブル
- 証拠から新たに主張できる部分を見落としてしまう
- 相手に資産を隠されていたことに気づかない。
- 弁護士の実務知識が足りずに、金銭を増額請求できるポイントに気づかない。
POINT
裁判離婚の取り扱い事例が多い弁護士に依頼する
離婚裁判は、実際に現在、裁判実務を経験している弁護士でないと分からない部分が多々あると思います。
離婚関係の書籍は沢山ありますが、それらに掲載されている情報はあくまで実務の一部にしか過ぎません。また、実務は常に変化しているため、実務の変動の状況等を把握している弁護士に依頼することをお勧めします。
COMMENT
弁護士からの一言
当事務所の弁護士は、約610件超にわたる離婚の相談と、約17年の離婚裁判の経験から、裁判が有利に進むような主張・ポイントを熟知しておりますので、安心してお任せいただけます。
WORKS
裁判離婚の解決事例
妻の代理・・・・依頼を受けてから和解離婚が成立するまで約1年
妻 会社員
夫 公務員
子 3人(二人は成人し、一人は17歳)
夫は、ギャンブルが趣味で、ギャンブルのために、多額の借金をしたり、妻が生活費として貯めておいたお金や子供のお年玉を使い込んでいました。
また、酒に酔った勢いで、妻や子供達に暴力を振るうこともありました。女性との不倫が発覚したことなどがきっかけとなって、別居生活を送るようになり、相談に来られた時には、別居後約8年を経過していました。
裁判の途中で和解の話になり、最終的には、以下の条件で和解離婚が成立しました。
・親権 妻
・養育費 月15万円
・財産分与 夫→妻 夫名義の自宅不動産の全持分及び将来の退職金のうち250万円
・解決金 夫→妻 約1000万円
・年金分割 1/2
・財産分与 夫→妻 夫名義の不動産のうち約1200万相当分