DVは身体への暴力だけじゃない!5つのDVの種類について

監修者:弁護士 渡辺秀行 法律事務所リベロ(東京都足立区)所長弁護士

監修者:弁護士 渡辺秀行

 法律事務所リベロ(東京都足立区)
 所長弁護士

DVとは「ドメスティック・バイオレンス」の略称で,主にカップルや配偶者間などの親密な間柄に発生する暴力のことです。
DVと聞くと,まず殴る・蹴るなどの身体的な暴力が思い浮かびますが,DVは大きく5種類にわけることができます。

目次

①身体的暴力

一番イメージしやすいDVです。
殴る・蹴るはもちろん,火傷を負わせたり,ビンタをしたり,相手に向かって怪我をするようなものを投げつけることも身体的暴力に分類されます。

②精神的暴力

大声で怒鳴りつけたり,逆に無視をする,相手の人間関係を過剰に束縛したり,相手の大事にしているものを壊すことなどが精神的暴力として挙げられます。
「モラハラ」とも呼ばれることがあります。

③性的暴力

拒絶している相手に性行為を強要する,妊娠を望んでいないのに,避妊に協力せず性行為を行う,その結果妊娠をしてしまったら中絶を要求することなどが性的暴力にあたります。
見たくないのに無理矢理ポルノ画像や動画を見せようとすることも性的暴力となる場合があります。

④社会的暴力

相手の交友関係を制限し,社会的に孤立させる行為のことです。
実家に戻らないように強く言いつけることも社会的暴力にあたります。

⑤経済的暴力

自分の給与明細を見せない,生活費が足りないと訴えても渡さない,配偶者の収入や貯金を巻き上げ浪費するなどの行為が経済的暴力です。
また,働きたいと思っているのに働かせないことも経済的暴力とされます。



法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行(東京弁護士会)

特許事務所にて 特許出願、中間処理等に従事したのち、平成17年旧司法試験合格。
平成19年広島弁護士会に登録し、山下江法律事務所に入所。
平成23年地元北千住にて独立、法律事務所リベロを設立。


弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。離婚・DV・モラハラでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

法律事務所リベロ

所長 弁護士 渡辺秀行

  • 東京弁護士会所属
  • 慶応大学出身
  • 平成17年旧司法試験合格

弁護士として約17年にわたり、「DV・モラハラ事件」に積極的に携わっており、「離婚」等の家事事件を得意分野としている。極真空手歴約20年。
悩んでいる被害者の方に「自分の人生を生きてほしい」という思いから、DVモラハラ加害者との対峙にも決して怯まない「知識・経験」と「武道の精神」で依頼者を全力でサポートすることを心がけています。

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